東広島の住宅会社 iHOT!ハウスの土肥です。
急に寒くなりましたね。
11月11日と12日の八本松町飯田での完成見学会には、休日にもかかわらず多くの方に来場いただきありがとうございました。
家を買うことは、人生に1回あるかないかの買い物です。
でもマイホームを手に入れる時、あなたが買うのは家ではない、ということをご存じですか?
家は銀行があなたの代わりに住宅会社に支払いを済ませるのです。
あなたが一生をかけて買うものは、住宅ローン商品なのです。
あなたは銀行の儲け(金利)を含んだ住宅ローン商品を買っているのです。
3000万円の家はいつ建てても3000万円です。住宅ローンはその時の金利によって数百万円の差がつきます。
住宅ローン商品はますます多様化していますが、ローンの組み方によっては、借りる3000万が4000万、5000万の返済になる人だっているのです。
3000万円の家を3000万円で買える人は、自己資金(現金)で購入される方だけなので、金利の低い商品を選ぶことが大切です。
住まいの計画をされる方の殆どは住宅ローンを利用されるのですが、長期固定金利の「フラット35」は低位安定していて魅力ですね。
省エネ性能等を備えた住宅が申込み可能な「フラット35」の取り扱い金融機関の11月度の金利をみると、10月から新機構団信付きになったため1,37%ですが、9月までは「フラット35S」なら1%を切るような驚異的な金利水準でした。特に去年の8月は史上最低金利を更新していました。銀行ローンの変動金利タイプであれば、これまでも1%を切ったものもありましたが、フラット35で1%を切るのは凄いことです。
(注)平成29年10月Ⅰ日申込み分から、団信の加入に必要な費用を月々の支払いに含めた新制度になりました。今後はフラット35の金利に0,28%上乗せとなり毎月の返済と一緒に支払うことになります。
国の追加経済対策により、10年間ないし5年間の金利優遇策(0,6%~0,3%)によるのでしょうが、住宅ローン減税で10年間ローン残高の1%が控除されることを考え合わせると、税額が多い人など計算上は当初10年間は実質金利負担がゼロになる訳です。ひょっとしたら「利ざや」が出たかもしれません。
つまり、手持ち資金があっても借りた方が得ということです。
もちろんこれは諸費用などを除いた金利だけのシミュレーションですが、それにしても凄いことです。
今なら「フラット35SAプラン」がお勧めです。
以下はフラット35の最近の適用金利の推移です。
2016年6月 1,10%
2016年7月 0,93%
2016年8月 0,90%
2016年9月 1,02%
2016年10月 1,06%
2016年11月 1,03%
2016年12月 1,10%
2017年1月 1,12%
2017年2月 1,10%
2017年3月 1,12%
2017年4月 1,12%
2017年5月 1,06%
2017年6月 1,09%
2017年7月 1,09%
2017年8月 1,12%
2017年9月 1,08%
2017年10月 1,36% ※新団信制度で団信保険料が金利に上乗せされる
2017年11月 1,37% 〃
日銀が今の長期金利操作付きの金融緩和政策を続ける限りは、今後の固定金利は当分低位で安定しそうです。