iHOT!ハウスです。
あっという間に3月が終わり4月になりました。早いですね。
4月は節目の時期でもあるが、どうも私にはこの時期、良かったという過去の記憶がない。
若いころ巷では「受験生ブルース」なるフォークソングが流行っていた。唄の中の詩が、受験生の暗い心境をうまく書いていたのでヒットしたのだろう。私自身も“サクラ散る(不合格)“とか”予備校通い“など苦いイメージばかりが思いだされる。
日本人って桜が好きな国民なんだなと思う。メディアもよく桜情報を流している。酒造会社にも桜がついた社名が多いし、相撲取りにも桜がついた力士がいいます。
私は桜があまり好きではない。ぱっと咲いてぱっと散るといった軍国のイメージがあるのも嫌いだ。片隅で可憐に美しく咲く花の方が自分には合っている。
最近ストレスが続いたため、このブログもしばらく空いてしまった。
先日水廻りメーカーの営業マンが来て話していたが、大手のローコストメーカー(建て売り専門)が倒産したそうです。
30坪位の家をよく1000万以下で建てるものだと思う。建築コストを下げる仕組みを作っているのだろうが、どうも理解できない。例え棟数を多く建てても弊社だと完全に赤字になりそうだ。職人だって腕のいい職人ならまず引き受けないだろう。
これから職人不足は深刻だ。あらゆる分野で老齢化が激しく若い職人も少なくなっている。これから建築業界はどうなるのだろうか?人手不足から建設コストも上がるだろう。
若い職人の入職も少ないようだ。
私の知人にもそういうローコストの規格住宅ばかり建てて自慢している不動産業者がいるが、クレームが起きないのが不思議だ。施主の方としたら安ければ安い程いいのだろうが?
そんな規格住宅って10年経った時どうなっているだろう?苦情が殺到している気がする。
ある住宅会社の社長が調査した興味深いデータがある。
よく考えて家を買う人と、あまり考えないで買う人がいること。そしてその中にも分類ができるという。
例えばある程度収入のある人や預貯金の多い方は次のような傾向があるらしい。
- お金があって、深く考えない人やプライドの高い人はハウスメーカーで建てる。
- (ブランドを重視する傾向がある)
- お金が有っても深く考える人やプライドが高くない人は地域ビルダーで建てる。
- (ブランドではなく災害対策などに重点を置くのか)
一方お金に余裕がない、又は華美なものを望まない方の場合では、
- 深く考えない人はローコストビルダーで建てる
- (初期費用重視型)
2、深く考える人は地域の住宅会社で建てる
(人が生涯にわたって支払う費用や、家が存在する間に出て行く費用を考慮するから)
どこの住宅会社を選ばれるにしろ、来年(2019年10月)には消費税が10%に引き上げられる予定になっている。多くの人にとって人生で最も大きな買い物になるマイホームやリフォーム。消費税が2%変わると値段も大きく変わります。
住宅ローンや税金など購入時期は大事になります。
い。