こんにちは、東広島の注文住宅工務店、土肥住建「iHOT!ハウス」の土肥です。
7月18日広島地方は梅雨明けしたようだ、と報じられました。この間まですごく暑く盛夏のような感覚もあったのですが。これからが本格的な猛暑なのでしょうね。
住宅ローンの借り入れ元金は可能な限り早く減らしましょう。
フラット35は90%融資なので、残りの10%はフラットを借りる窓口の銀行で借りるのが有利です。フラット35の100%融資を使うと金利がぐっと高くなるからです。
フラットの場合は、保証料が0円であるのと、繰り上げ返済手数料が不要なのがメリットでしょう。
金利の安い今は繰り上げ返済を活用すべきです。繰り上げ返済をするためには、金融機関などでは、手数料が発生するところもあるようですが、フラットは繰り上げ返済時、手数料がいらないので何回でも資金に余裕ができた時「繰り上げ返済」ができます。
ただフラットには1回の繰り上げ返済額は100万円以上というルールはありますが、民間銀行なら100万以下でもOKでしょう。
繰り上げ返済とは、返済期間中に、まとまった資金を返済して、返済期間を短くしたり、その後の支払い金額を減らしたりするものです。
繰り上げ返済分は、元金の返済にあてられるため、その分の利息を支払う必要がなくなります。
繰り上げ返済は返済期間を短くできるものを「返済期間短縮型」、毎月の支払いを減らすことができるものを「返済額軽減型」といいます。
たくさんお金を貯めて一度に繰り上げ返済するよりも、早い時期から少しずつ行う方が利息の軽減効果は大です。
返済額軽減型よりも、返済期間短縮型の方がより利息は減らすことができるので、期間短縮タイプの方がおすすめです。
住宅ローンを組む時、35年の長期で借りるか、やや短く20年で借りるか?迷うものですが、長期の方が月々の支払は少ないし、まず長期で組んでおいて、少しずつ繰り上げ返済を「返済期間短縮型」で行っていくのが賢いやり方です。
実際に、初めは30年とか35年の長期で組まれる方も、繰り上げ返済をうまく使って最終的には、20~25年でローンを完済してしまったという方が圧倒的に多いようです。
一度繰り上げ返済を実行してみて、その効果の大きさを実感されるのでしょうか。
預貯金を取り崩すので、預金の額は減りますが、借金の額の方も確実に減ります。
最も効果的な繰り上げ返済とは、
□1日でも早く、1円でも多く。
□余剰資金に限定。
□大きな金額を一度にではなく、こつこつと。
□住宅ローン控除との関係からいうと、年末より1月に繰り上げ返済。
と言われています。
銀行預金に余剰資金を預けておくのであれば、住宅ローン利息をカットしたほうが「生きた」お金の使い方ができるという訳です。
ただ気をつけたいのは、教育資金など、必要な資金を繰り上げ返済に回してしまうこと。家計が圧迫されては元も子もありません。お子さんがいる家庭では、教育費がかかる間は
返済額軽減型でいく方がいいのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。