こんにちは、東広島の注文住宅、一戸建てのiHOT!ハウスです。
これまで群馬県にある工務店の社長のブログをよく見ていた。いいことを書いているなあと、いつも感心しながら読んでいたものです。老舗工務店の3代目社長だった。
勿論話したことも、会ったこともない。
ところが最近その会社が破産しているのを、ネットで見て信じられない思いでいる。
なにが起きたのだろう?と、いろいろ想像してみるのだが・・・・。
月数棟建てていて順調のようにみえたが、わからないものだ。
数多く建てている会社が安心かというとそうではない、ということかもしれない。
建てる棟数を急激に伸ばし続けると、細かいところがおろそかになるのか?
東広島地方でもどこどこが廃業したとか、倒産したらしい、といった業界のニュースや情報がいろいろ耳に入ってくる。
でも倒産したということは、会社のどこかに原因があったのだろう。
建築業にリスクはつきものだが、一棟一棟丁寧に作り上げるしかないようだ。
私の場合は株式会社にはしていないし、法人にするつもりもない。建設業の許可も私個人に対して与えられているので、倒産など絶対にできない。
家づくりは所詮、行き着くところ人と人との関わり合い。お客様と職人が、共にいい家を作ろうと心を合わせることのはずだ。
私を信頼して家づくりを託してくださったお客様には、その信頼に恥じぬように、持てるすべてを出し切って、いい家を建ててあげたい。
信頼を更に上回る感謝で応えなくてはならない。
新築工事が終わるとダイニングテーブルやテレビボード等を家具店などで買おうと思っている方もあるでしょう。
新築の場合、家具は後からどこかで買うからいいよ、と考えているお客様が多いのですが、できれば設計段階で考えておくことをおすすめします。
「家づくりだけで頭が一杯、家具のことまで考えられないよ」という方もおられるかもしれません。
既製品の家具は、どちらかというと見た目はきれいに見えますが、大きさが決まっているので、後から購入すると家具の周りに無駄なスペースができることがあります。
田舎で大きな家なら少々の無駄な空間は問題ないのですが、街中で建てられる家はやはり限りある空間なので、出来る限り無駄な空間は少なくしたいものです。
造りつけ家具・収納は好きな寸法で作ることができます。
そして造り作け家具や埋め込み収納は、注文住宅ならではとも言える工事です。
テーブルやテレビボードなど、新築時だからこそ、その家の寸法に合わせてきれいに造りこむこむことができるし、家づくりで味を出せるポイントだったりします。
またアパートで使用していたカップボードを、捨てるのはもったいないので新居でも引き続き使おうという場合は、その食器棚の奥行、間口、高さの寸法を大工さんに伝えて、家具の一部分として埋め込めるように壁を造作してもらうことです。
造作工事は、工事途中になってから「ここにこういう棚がほしいのだけど」「ニッチはまだつけられるかしら」などお客様から希望が出たりします。
これらは契約後になることが殆どです。ですからどうしても追加工事になってしまいオプション扱いになります。
職人が予定外の作業をやるには、手間も材料費もかかります。
造作の見積もりを出した途端に、予算オーバー。結局造作工事は取り止め、となるケースが多いのです。
予め造作をしたいことが気にかかっている場合は、契約前に気になっている造作工事の見積もりを出してもらうよう段取りをされた方がいいでしょう。
造り作け家具を加えることは、家づくりにもう一つの楽しみが増えるものです。